私が頭痛専門院として頭痛患者さんに接してきて常々思うことが、社会では頭痛は病気としてあまり認知されていない現状でした。
脳梗塞や脳内出血などの病気に比べると、たかが
頭痛くらいでと軽く済まされているのは間違いないでしょう。
私の患者さんにも、職場や学校などを頭痛のため休むことに対して周りの理解が乏しいことに悩みを感じている方が多いです。
頭痛で寝込んでしまい休んだとしても翌日頭痛が治まれば、症状的にはどうもないために中には、ズル休みしてるとか根性がないなどと思われてしまったり、頭痛のつらさを分かってもらえずに会社を辞めざるを得なくなったりします。
この様な背景の中でいつしか、「絶対に休まれない、休んじゃいけない、頭痛が起きなければいいが、
また起きるんじゃないか?という無言のプレッシャーを感じて、それが新たな頭痛を生むことになるのです。
日常生活や仕事などに支障をきたすとなれば、もうこれは立派な病気です。
「誰にも分かってもらえない」これが頭痛患者さんの心の叫びです。
私はいつも、そのことを感じながら真摯に患者さんと向き合っています。
つらい頭痛で悩むより思い切ってご相談ください。